2026年はインフルエンザの流行が早く、東京都は8月27日に流行開始を発表しました。9月17日には注意報の基準も超えています。そんななか、Xでは「検査キットがどこにも売ってない」「2か所回ったけど見つからない」という声が続いています。
市販の検査キットは、ふつうの日用品と売られ方が違います。「近くのドラッグストアにない」と感じる理由もそこにありました。この記事では、インフル・コロナの同時検査キットを買える場所と、通販の在庫をまとめています。
- ✅ 市販品は第1類医薬品。薬剤師がいる薬局・ドラッグストアで買える
- ✅ 楽天市場・Amazonで取扱あり。翌日お届けに対応した店もある
- ❌ 薬剤師がいない時間帯は、店に在庫があっても買えない
- ❌ 「研究用」と書かれたキットは、国の承認を受けていない別物
市販のインフル・コロナ同時検査キット
自宅で使える一般用の検査キットは、国の承認を受けた第1類医薬品として売られています。店頭や通販でよく見かけるのは、新型コロナとインフルエンザ(A型・B型)を1回で調べる「同時検査キット」です。
調査時点で通販に在庫があった主な商品は次の4つです。
- Panbio COVID-19/Flu A&Bパネル(一般用):大正製薬。1回用。希望小売価格2,178円(税込)
- エスプライン SARS-CoV-2&Flu A+B(一般用):富士レビオ。2回用
- KBMラインチェック nCoV/Flu:コージンバイオ。1回用
- Vトラスト SARS-CoV-2+Flu Ag(一般用):ニプロ。1回用
どれも鼻の中を綿棒でぬぐって調べるタイプです。2回用は、家族で使いたい方や、日を改めてもう一度調べたい方の選択肢になります。
インフルエンザ検査キットはどこで売ってる?店舗別の取扱状況
ドラッグストア・調剤薬局
店頭で買えるのは、薬剤師がいる薬局・ドラッグストアです。第1類医薬品は、薬剤師が説明をしてから売るルールになっています。薬剤師が不在の時間帯は、在庫があっても買えません。
もうひとつの理由が並べ方です。第1類医薬品は、お客さんが直接手に取れない場所に置くことになっています。レジ奥の棚やカウンターの中に置かれていることが多く、売場を一周しても見つからないのはこのためです。
Xでは、ドラッグストアを2軒回っても見つからなかった、処方箋を扱う薬局なら置いているか、という投稿が見られました。行く前に次の2点を電話で確認しておくと、空振りを減らせます。
- インフル・コロナの同時検査キットの在庫があるか
- 今から行く時間に薬剤師がいるか
コンビニ・100円ショップ
第1類医薬品なので、薬剤師のいないコンビニや100円ショップでは売っていません。安い検査キットを見かけたら、「研究用」ではないか確認してください(下の「研究用キットとの見分け方」を参照)。
確実に手に入れるならネット通販
第1類医薬品は、ネット通販でも買えます。注文のあとに薬剤師が内容を確認し、承諾してから発送される流れです。
楽天市場
楽天市場では「インフルエンザ コロナ 検査キット 第1類医薬品」で40件以上の販売ページがありました。大正製薬のPanbioは楽天24で販売されていて、正午までの注文で翌日お届けに対応しています。1回用の単品のほか、5セットのまとめ売りもありました。
KBMラインチェックは1個・2個・4個・5個のセットを扱う薬局があり、薬剤師の承諾後1日以内に発送するとしています。ニプロのVトラストも、2個セットをネコポス便で送る店がありました。
Amazon
AmazonではPanbioの在庫があり、翌日配送に対応していました。商品ページには「過去1か月で3,000点以上購入」と表示されていて、この秋よく売れている様子がうかがえます。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングでも、薬局のショップが富士レビオのエスプライン(2回用)を販売しています。
研究用キットとの見分け方
通販で「検査キット」と検索すると、承認を受けた医薬品と、「研究用」のキットが混ざって表示されます。研究用は国の承認を受けていない別のものです。厚生労働省も、自宅で使うなら承認を受けたキットを選ぶよう呼びかけています。
見分けるときは、商品名や箱に次の表示があるかを見てください。
- 「第1類医薬品」
- 「一般用」または「体外診断用医薬品」
- 「研究用」とだけ書かれているものは承認品ではない
この記事で紹介した4つは、いずれも第1類医薬品です。
必要になる前に準備しておく
熱が出てから探し回るのは大変です。通販でも届くまで最短で翌日かかるので、流行している今のうちに1つ置いておく、という買い方もあります。
たとえばエスプラインは室温で保管でき、使用期限は製造から21か月です。買ったら箱の期限を見て、いつまで使えるか把握しておくと安心です。
なお、メーカーは結果が陽性でも陰性でも、症状に応じて医療機関に相談するよう案内しています。使う前に説明書を読んでおきましょう。
まとめ
- 市販のインフル検査キットは、コロナと同時に調べる第1類医薬品
- 店頭は薬剤師がいる薬局・ドラッグストアのみ。売場ではなくカウンターの中にあることが多い
- 楽天・Amazonでは在庫があり、翌日お届けに対応した店もある
- 「研究用」ではなく「第1類医薬品」の表示があるものを選ぶ
近くの店に行くなら薬剤師がいる時間を電話で確認してから、すぐ用意したいなら楽天かAmazonで注文しておくのが早道です。
※2026年10月8日時点の調査情報です。

